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丸山眞男から学んだこと 政治的判断の問題

ある自由主義者への手紙
から

以下の記述は、図式的な見方やすべてをイデオロギーに還元する見方をするのではなく、具体的な状況において実際に具体的に果たす役割ないし機能によって判断すべきことを教えてくれた。

p.136
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まず最初に僕が強調したいことは、およそ我々の社会とか政治とかの問題を論じる場合に、抽象的なイデオロギーや図式から天降り的に現実を考察して行くということの危険性だ。
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p.149
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僕は少なくも政治的判断の世界においては高度のプラグマティストでありたい。だからいかなる政治的イデオロギーにせよ、政治的=社会的諸勢力にせよ、内在的先天的に絶対真理を容認せず、その具体的な政治状況における具体的な役割によって是非の判断を下すのだ。
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