ホーム > コンピュータ・知財 > 著作権 >  

同一性保持権が問題となった判例リスト(1/8)

(1999.4作成)

1  東京地判昭和10年12月 7日(法律新聞3947号17頁)
   「Juli '14」事件(評釈:牧野利秋・著作権百選106頁、半田正夫・マスコミ百選172頁)
 書籍を翻訳して刊行したことにつき、翻訳権侵害と題号の改変が問題となった事例
<○ 同一性保持権の侵害ー肯定  ○ 著作財産権(翻訳権)の侵害ー肯定>

2  東京地判昭和36年10月25日(下民集12巻10号2583頁、判タ124号92頁)
   「昆虫さし絵」事件(評釈:松井正道・著作権百選12頁)
 昆虫のさし絵を変更し、雑誌に掲載したことが問題となった事例
<○ 同一性保持権の侵害ー肯定  ○ 著作財産権(翻訳権)の侵害ー肯定>
 (ただし、明確に区別しての判断ではない。)

3  東京地判昭和47年10月11日(無体集4巻2号538頁、判タ289号377頁)
   「民青の告白」事件第一審事件
 手記、論文を改題し、一部の削除・加入をして単行本に収録して出版したことが問題になった事例
<○ 同一性保持権の侵害ー肯定  ○ 著作財産権の侵害ー肯定>  

3-2 東京高判昭和55年 9月29日(判時981号75頁、判タ431号72頁)
   「民青の告白」事件控訴審事件(評釈:五十嵐清・著作権百選202頁、中井美雄・判タ472号123頁)
 手記、論文を改題し、一部の削除・加入をして単行本に収録して出版したことが問題になった事例
<○ 同一性保持権の侵害ー肯定  ○ 著作財産権の侵害ー肯定>  

タイトル
お名前
email
ご感想
ご確認 上記内容で送信する(要チェック


 


   ホーム > コンピュータ・知財 > 著作権 > 同一性保持権が問題となった判例リスト(1/8)