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S39. 7.28 最三小 △(★民集、注射、消毒不完全、特定)

■2 (有責方向(2))
最高裁第三小法廷 昭和39年7月28日判決 <昭和38年(オ)第714号>
KW:無痛分娩麻酔注射、消毒不完全
 
(裁判官:石坂修一、横田正俊、柏原語六、田中二郎)
 
 ★民集18巻6号1241頁、判時380号26頁、判タ165号78頁、集民74号763頁
 ★調査官解説:奈良次郎・判解72事件(曹時16巻10号183頁)
 <上告棄却>
 
<評釈>
森田明・ジュリ別冊 183号146頁(医事法判例百選)、春日偉知郎・ジュリ別冊 140号46頁(医療過誤判例百選第2版)、江田五月・ジュリ別冊 50号36頁(医事判例百選)、垣内秀介・ジュリ増刊(判例から学ぶ民事事実認定) 66頁、石田穣・法協 91巻9号1462頁、石川明・法学研究(慶應義塾大学) 39巻9号79頁、清水兼男・民商 52巻3号145頁
 
<審級経過>
不明

<要旨>
 医師の消毒の不完全を理由とする損害賠償の請求を認容する判決において、右消毒の不完全部分を確定しないで過失を認定しても違法でないとされた事例
(注射の際の医師による消毒の不完全を理由とする損害賠償の請求を認容する判決において、右消毒の不完全が注射器具、施術者の手指もしくは患者の注射部位のいずれに存するかを確定しないで過失を認定しても、違法とはいえない。)
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