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■３１ （旧８） （有責方向(20)） 最高裁第一小法廷 平成１２年９月７日判決 ＜平成１１年（受）第５０５号＞ ＫＷ：医師の不作為、後遺障害との因果関係 （裁判官：井嶋一友、遠藤光男、藤井正雄、大出峻郎、町田顕※） 保険毎日新聞１４０６７号 ＜一部破棄差戻し＞ ＜(S43.8.31生)、H2.10.5検査、社団法人全国社会保険協会連合会の病院＞ ＜評釈等＞ 加藤了・法律のひろば２００１年９月号５０頁 ＜審級経過＞ 第一審：浦和地裁 平成８年１２月１８日判決 ＜不詳＞ 控訴審：東京高裁 平成１１年１月２６日判決 ＜不詳＞ ＜要旨＞ （医師が注意義務を尽くして診療行為を行っていたならば患者が後遺障害を免れたであろうことを是認し得る高度の蓋然性が証明されれば、医師の不作為と患者の後遺障害との間の因果関係は肯定される。） ＜コメント＞ ＊ 最一判平成１１年２月２５日は不作為と死亡との因果関係について判示したが、その趣旨を不作為と後遺障害との因果関係についても適用した判決と言える。 |
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