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▲ 最高裁第一小法廷 平成16年3月11日 決定 (MRSA感染、山口赤十字病院) (裁判官:才口千晴ほか) <上告棄却決定> (H4、山口赤十字病院) 山口赤十字病院(山口市)で院内感染し、右脚に障害が残ったとして、島根県津和野町の女児(11歳)が日赤に損害賠償を求めた訴訟の上告審。 女児は1992年4月の出生直後、同病院に入院した。入院中に脚が化膿し敗血症と診断されたが、翌月にメチシリン耐性黄色ブドウ球菌(MRSA)感染と判明した。別の病院で緊急手術を受けたが、障害が残った。 最高裁第一小法廷(才口千晴裁判長)は、女児の上告を退ける決定をした。 これにより女児の敗訴が確定した。 (共同など) <審級経過> 第一審:山口地裁 平成10年6月30日 <平成5年(ワ)第231号> (約1500万円を認容、薬剤投与が遅れたと判断) (判時1687号109頁、判タ1015号212頁) 控訴審:広島高裁 平成13年2月13日 <不詳> (請求棄却、MRSA感染の早期診断は困難だったと判断) |
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