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最高裁第二小法廷 平成１７年１０月１４日 決定 （高熱、呼吸困難、ぜんそく ） （裁判官：滝井繁男ほか） ＜棄却＞ 兵庫県西宮市立中央病院の医療ミスで生後８カ月だった男児が死亡したとして市などに損害賠償を求めた訴訟の上告審。 男児は１９９７年１月、鼻水が出るなどして同病院で受診。高熱が出たため入院したが、呼吸困難やぜんそくなどの症状が悪化し、翌月に死亡した。 最高裁第二小法廷（滝井繁男裁判長）は、市側の上告を棄却する決> 定をした。 これにより、約５２００万円の賠償を命じた控訴審・大阪高裁判決が確定した。 （毎日など） ＜審級経過＞ 第一審：不詳 請求棄却 控訴審：大阪高裁 死亡する前日から呼吸状態が悪化して意識レベルが低下していたのに、必要な措置を怠ったとして、医師の注意義務違反を認め、約５２００万円の賠償を命じた。 |
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