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刑事④ （有責方向） 最高裁第二小法廷 平成１９年３月２６日 決定 ＜平成１５年（あ）第１０３３号＞ ＫＷ：横浜市立大病院・手術患者取り違え事件 （裁判官：津野修、今井功、中川了滋、古田佑紀） ★刑集６１巻２号１３１頁、裁時１４３３号６頁、裁判所サイト ★調査官解説：▲？ ＜上告棄却＞（有罪確定） ＜評釈＞ 平山幹子・ジュリ臨増 1354号167頁（平19重判解）、緒方あゆみ・同志社法学 60巻6号451頁、萩原由美恵・中央学院大学法学論叢 21巻2号27頁、北川佳世子・年報医事法学 23号102頁、照沼亮介・法教 330号26頁、甲斐克則・刑事法ジャーナル 12号53頁、山本紘之・法学新報（中央大学） 114巻9・10号171頁 ＜審級経過＞ 第一審：横浜地裁 平成１３年９月２０日 控訴審：東京高裁 平成１５年３月２５日 ＜平成１４年(う)第３４５号＞ ＜要旨＞ 患者を取り違えて手術をした医療事故に係る業務上過失傷害の事案において，麻酔科医師につき，麻酔導入前に患者の同一性確認の十分な手立てを採らず，麻酔導入後患者の同一性に関する疑いが生じた際に確実な確認措置を採らなかった点で過失があるとされた事例 |
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