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H19. 6. 7(最一小 決定)(運動機能障害、植物状態、慰謝料減額の可否)


最高裁第一小法廷 平成19年6月7日決定
(損害、重度の運動機能障害から植物状態、虎の門病院)
 
(裁判官:横尾和子ほか)
 <棄却決定>(請求認容判決が確定)

 寝たきり状態の70代女性が「虎の門病院」(東京都港区)の医療事故で植物状態になったとして、家族らが病院を運営する国家公務員共済組合連合会に約8900万円の損害賠償を求めた訴訟の上告審。

 最高裁第一小法廷(横尾和子裁判長)は、病院側の上告を棄却する決定をした。
 これにより、約3800万円の支払いを命じた控訴審・東京高裁判決が確定した。

 なお、病院側は「以前から重度の運動機能障害があり、慰謝料を減額すべきだ」などと主張していたが、第一審・東京地裁、控訴審・東京高裁とも退けた。

(産経など)
 
<審級経過>
第一審:東京地裁
控訴審:東京高裁
 約3800万円の支払いを命じた。


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