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H19.10. 2(最三小 決定)(△、H17. 9. 8判決の事案、分娩方法、説明義務)


最高裁第三小法廷 平成19年10月2日 決定
(最高裁第一小法廷・平成17年9月8日判決の事案・第2次上告審、分娩方法選択)
 
(裁判官:藤田宙靖ほか)
<棄却>(差戻後控訴審の請求認容判決が確定)

 国立病院機構「西埼玉中央病院」(埼玉県所沢市)で生まれた直後に亡くなった男児の両親が「逆子なので帝王切開を希望したのに、自然出産させられたのが原因」として、同機構と担当医に約8400万円の賠償を求めた訴訟の差戻後の上告審。

 最高裁第三小法廷(藤田宙靖裁判長)は、両親側の上告を退ける決定を出した。
 これにより、病院側に1100万円の賠償を命じた差戻後控訴審・東京高裁判決が確定した。

(毎日など)
 
<審級関係>
第一審:さいたま地裁川越支部 平成13年7月5日判決 <平成7年(ワ)第499号>
 330万円の賠償を命じた。
控訴審:東京高裁 平成14年3月19日判決 <平成13年(ネ)第4138号、5087号>
 請求棄却
上告審:最高裁第一小法廷 平成17年9月8日判決 <平成14年(受)第989号 >
 破棄・差戻しをした。
差戻後控訴審:東京高裁 平成19年4月19日判決 <平成17年(ネ)第2458号>
 判断の機会を奪われた慰謝料として1100万円を認めた。
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