ホーム > 医療 > 産科・判例 > |
平成17年 9月30日 東京地裁 判決 <平15(ワ)6022号> 請求棄却、控訴 (KW:治療方法・時期,因果関係) 要旨 被告が開設する病院に分娩のために入院していた患者が、女児を分娩したものの、約二時間後に昏睡状態に陥り、救急車で別の病院に搬送された後、多臓器不全、DIC(播種性血管内凝固症候群)等に陥って死亡したことにつき、被告病院において大量出血があったにもかかわらず輸液・輸血を怠ったなどの過失があったとして、患者の相続人である原告らが、被告病院に損害賠償の支払を求めた事案につき、適切な輸液及び輸血を怠った過失、全身状態の管理・観察を怠った過失、高次医療機関への搬送が遅れた過失がいずれも認められないとして、原告らの請求が棄却された事例 被告病院に入院し出産した女性が,分娩後2時間後に昏睡状態に陥り,他院に搬送された後死亡した事案につき,担当医師に適切な輸液及び輸血を怠った過失があるとは認められないとされたケース (裁判官 藤山雅行、 大須賀綾子、 筈井卓矢) 裁判経過 控訴審 平成19年 3月27日 東京高裁 判決 <平17(ネ)5020号> 出典 裁判所サイト 医療訴訟ケースファイル Vol.2 第13章 1 ウエストロー・ジャパン |
ホーム > 医療 > 産科・判例 > H17. 9.30 東京地裁(34部) ●(大量出血、DIC、死亡、輸血、転送) |