ホーム > 医療 > 他の医療判例 >  

H21. 3.25 静岡地裁沼津支部 ●(精密検査、真菌感染による脳腫瘍、死亡、沼津市立病院)


 沼津市立病院を受診した沼津市内の女性(当時63歳)が真菌感染による脳腫瘍が原因で死亡したのは病院が適切な精密検査を実施しなかったためとして、女性の遺族5人が同市に計約5400万円の損害賠償を求めた訴訟。
 女性はこめかみ痛などを訴え、1997年4月に同病院で精密検査を受け、問題なしとされた。3カ月後に再受診した時に精密検査は行われず、女性はその後症状が悪化して、真菌感染による脳腫瘍が原因で1998年8月に死亡した。

 静岡地裁沼津支部(千徳輝夫裁判長)は、再診時に女性の症状は悪化しておらず、精密検査をしなかったことに過失はなく、仮に精密検査を実施しても、病変が発見できた可能性は低いなどとして、請求を棄却した。

(毎日など)

タイトル
お名前
email
ご感想
ご確認 上記内容で送信する(要チェック


 


   ホーム > 医療 > 他の医療判例 > H21. 3.25 静岡地裁沼津支部 ●(精密検査、真菌感染による脳腫瘍、死亡、沼津市立病院)