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青森県立中央病院(青森市)で2003年に胆石除去手術を受けた女性(当時69歳)が死亡したのは、担当医の手術ミスが原因として、遺族5人が県に約5900万円の賠償を求めた訴訟の上告審。 女性は2003年4月9日に同病院で胆石を取り除く内視鏡手術を受けた際、十二指腸に穴が開いた。直後に縫合手術を受け、腹膜炎と肺炎を併発し、6月20日に死亡した。 最高裁第一小法廷(甲斐中辰夫裁判長)は、原告の上告を退ける決定を出した。 これにより、遺族側の逆転敗訴とした控訴審・仙台高裁判決(H20. 1.25)が確定した。 (毎日など) 控訴審:H20. 1.25 仙台高裁 仙台高裁(小野貞夫裁判長)は、県に約3300万円の賠償を命じた第一審・青森地裁判決(H17.10)を破棄し、医師は相当程度の注意を払っていたと推認され、病院の過失は認められないとした。 (毎日など) |
ホーム > 医療 > 最高裁・医療判例 > H21. 5. 8(最一小 決定) (▼、内視鏡的胆石除去手術、十二指腸穿孔、死亡、過失を否定、青森県立中央病院) |