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H21. 9.29 甲府地裁  ●(右耳の手術、聴覚や舌の右側の味覚を喪失、内耳壁や神経の損傷を否定、加納岩総合病院)

H21. 9.29 甲府地裁 判決

 山梨市の加納岩総合病院での手術ミスが原因で右耳の聴覚などを失ったとして、同病院を経営する医療法人と手術を担当した男性医師(73歳)に総額約4800万円の損害賠償を求めた訴訟。
 男性は2003年1月、所属する消防団の出初め式に参加した際に放水を浴び、耳垂れが出るようになった。同病院で診察を受け、2度にわたり右耳の手術を受けたが、手術後右耳の聴覚や舌の右側の味覚を喪失した。

 甲府地裁(太田武聖裁判長)は、2回の手術について必要性を認定した上で、医師が内耳壁にノミを突き刺したと認めるに足る証拠はないとし、神経の損傷についても、誤ったノミ操作によるものとは認められないとして、請求を棄却した。

(毎日など)

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