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H21.11. 4 岐阜地裁  ○(脳動脈瘤手術、術後に脳梗塞、右半身麻痺などの後遺症、土岐市立総合病院)

 土岐市立総合病院(岐阜県)の手術後に半身が麻痺したのは医師の事前説明がなく不要な手術を受けたとして、山口市の女性(66歳)が土岐市に約1億1200万円の損害賠償を求めた訴訟。
 女性は岐阜県瑞浪市に住んでいた平成14年10月、同病院で左右の脳動脈瘤の手術を受け、術後に脳梗塞を発症し、右半身まひなどの後遺症を負った。

 岐阜地裁(内田計一裁判長)は、右の手術を同時に行うと合併症発症の危険が高まる可能性があるにもかかわらず、医師は片側のみの手術と危険性が変わらない印象をもつ話をしたとして、医師の説明義務違反を認め、原告は説明を受けていれば、手術に同意しなかったとして、土岐市に約3600万円の賠償を命じた。

(毎日、産経など)

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