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H22. 1.29 盛岡地裁 ●(腫瘍摘出手術、肺動脈に血栓、死亡、岩手医大病院)

H22. 1.29 盛岡地裁判決

 岩手医大付属病院(盛岡市)で腫瘍の摘出手術を受けた男性(当時30歳)が2日後、肺動脈が血栓でふさがれ死亡したのは、適切な処置を怠ったためだとして、遺族が大学に対し約9600万円の損害賠償を求めた訴訟。
 男性は2003年4月23日に同病院泌尿器科で手術を受けた。翌日は元気な様子だったが、2日後に容体が急変した。なお、病理解剖で男性の肺動脈から血栓が見つかった

 盛岡地裁(田中寿生裁判長)は、男性の死亡前に肺血栓に伴う呼吸困難や胸痛がなく、病理解剖で見つかった血栓も微少だったとして、症状や病理解剖の結果から肺血栓が死因とは認められないとし、請求を棄却した。

(毎日など)
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